埼玉・東京の格安解体工事。無料で見積り致します。相見積りも大歓迎!
お問い合わせ メールはこちらから!
お見積り・ご相談は、お気軽にお問合せください。0120-265-368
お問い合わせ 0120-265-368 24時間対応! 無料見積りシュミレーター
e-group

古い家や空き家の危険サインとは?倒壊しやすい家の特徴とその対策

今回は、古い家や空き家に潜む「見逃してはいけない危険サイン」についてお話しします。後半では、「倒壊しやすい家の特徴」についてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

日本の地震と自然災害

日本は地震が多く、自然災害による被害が非常に多い国のひとつです。
日本の国土面積は世界のたった約0.25%しかありませんが、世界で発生するマグニチュード6以上の地震の約18.5%がこの日本で起こっています。
言い換えれば、地球上の強い地震の約1/5が、日本という小さな国で発生しているということになります。

このような環境において、古い家や空き家は特に注意が必要です。
では、どのような危険が潜んでいるのでしょうか。

古い家・空き家に潜む危険サイン

古い家や空き家にはさまざまな危険が潜んでいますが、大きく分けると以下の4つのカテゴリーに分けることができます。

1. 火災のリスク

古い家では、老朽化した電気配線やガス管が原因で、ガス漏れや火災、さらには爆発のリスクが高まります。
特に、設備の劣化や不具合が火災を引き起こす原因となることがあります。

2. 健康被害

古い家では、鉛を含む塗料やアスベスト、湿気によるカビ、害虫の侵入などが健康に悪影響を与えることがあります。
これらは長期間にわたり家の中に蓄積され、住人に深刻な健康被害を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

3. 倒壊のリスク

建物の構造が劣化すると、地震や台風などの自然災害に対して非常に脆弱になります。
屋根や柱、基礎などの部分が老朽化すると、倒壊の危険が高まります。

4. 防犯リスク

空き家では、防犯性能が低いため、空き巣や不法侵入のリスクが高くなります。
長期間人の出入りがないと、家の状態も悪化し、外部からの侵入を許すことになります。

今回は、特に「倒壊」に焦点を当てて詳しく見ていきます。

自然倒壊とは?倒壊の原因とその対策

「自然倒壊」とは、長期間人が住んでいない家で湿気がこもり、構造部分が劣化することにより倒壊する現象を指します。
湿気や風通しの悪さが原因で、壁や柱、床、屋根などの構造部分が劣化しやすくなります。
特に空き家では、住民がいないため、湿気がたまりやすく、構造の劣化が進みます。

倒壊しやすい部分

倒壊のリスクが高い部分は、以下の通りです:

  • 基礎
    古い家では、地盤の沈下や水分の浸入によって基礎が劣化しやすくなります。
    基礎が弱くなると、建物全体の安定性が損なわれ、倒壊のリスクが高まります。
  • 柱や梁(はり)
    木造建築物では、湿気やシロアリなどの害虫によって柱や梁が劣化することがあります。
    これらの部材が劣化すると、建物の支持力が低下し、倒壊のリスクが増加します。
  • 壁のひび割れ
    地震や地盤の変動、建物の収縮などによって壁にひび割れが生じることがあります。
    ひび割れが放置され、複数の壁に広がると、倒壊のリスクが高まります。
  • 床の傾き
    基礎や地盤の不具合によって床が傾いたり沈んだりすることがあります。
    床が大きく傾くと、建物の安定性に影響を与え、倒壊のリスクが増大します。
  • 屋根の劣化
    屋根材や防水シートの劣化により、雨漏りや屋根自体の倒壊が起こることがあります。
    屋根の劣化は建物全体の構造に影響を与え、倒壊のリスクが高まります。

定期的なチェックと早期発見

これらの危険を防ぐためには、定期的なチェックが重要です。
基礎、柱、壁、屋根、床などを定期的に確認し、異常があれば早期に対処することが重要です。
また、今の状態を写真に撮っておくと、後々の変化を確認しやすくなります。

倒壊しやすい家の特徴

倒壊しやすい家にはいくつかの特徴があります。以下のポイントに注意してください。

1. 1981年以前に建てられた家

1981年の耐震基準改正以前に建てられた家は、現在の基準に比べて震度6から7に耐えられない場合があります。
このため、古い家には耐震性に不安が残ります。

2. シロアリや湿気による構造材の劣化

水回りの湿気やシロアリの影響で、木材が劣化することがあります。これが原因で強度が低下し、地震や台風の際に倒壊のリスクが高まります。

3. 壁が少ない家

リビングや大きな開放感を重視した家は、壁が少なく構造的に弱いことがあります。強い地震が発生した際に倒壊する可能性があるため、注意が必要です。

4. 空き家状態が続いている家

数年間空き家として放置されていた家は、劣化が進んでいる可能性があります。床が傾いていたり、ボールを置くと転がったりする場合は、専門家に早めに相談しましょう。

まとめ

今回は、古い家や空き家の危険サインと、倒壊しやすい家の特徴について解説しました。
もし、ご自宅の状態に不安がある場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
また、家のメンテナンスや解体工事について不明点があれば、弊社までお気軽にお問い合わせください。
あなたの家を守るために、しっかりと対策をしていきましょう。