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自分所有の「空き家」に知らない人が住んでいた…

最近「空き家に知らない人が勝手に住み着いていた」という恐ろしいニュースを目にしました。

 

このニュースでは、侵入者が空き家で電気・ガス・水道が使えるよう勝手に契約をしていただけでなくエアコンを4台も設置し、電気自動車を充電しているところを巡回していた不動産業者に見つかり発覚しました。

 

このような事例は発覚していないだけで過去にも多数発生しており、他人の空き家に勝手に住んでいるケースは少なくありません。

 

これは明らかに犯罪行為であり、空き家の所有者にとっても、非常に不安を感じる状況です。

 

さらに、このような行為は大きな事件に発展する危険性もあります。

 

今回の事件の罪状は「不動産侵奪罪(ふどうさんしんだつざい)」という罪で、あまり聞きなれないものでした。

このような事件に巻き込まれないために、不動産侵奪罪とはどういう罪かや、空き家の適切な管理方法について解説します。

ぜひ最後までお読みください。

「不動産侵奪罪」とは

 

「不動産侵奪罪」は、他人が所有する不動産を不法に占有する行為を指し、刑法第235条の2に規定されています。この罪は単に侵入だけでなく、その不動産を自分のもののように扱う行為が対象です。

 

つまり、不動産に対して正当な権利を持たない者が他人所有の土地や建物に無断で入り込み、居住したり使用したりする行為が不動産侵奪罪に当たります。

 

処罰として10年以下の懲役が科される犯罪です。

 

この罪は特に終戦後の都市部で問題になったもので、無断で他人の土地や建物を占有する行為が増加したことから制定されました。

空き家を管理するための方法

空き家には管理上の課題が数多く存在します。なぜなら、空き家は放置するとすぐに傷んでしまったり、所有者が遠方に住んでいる場合、管理が難しかったりするからです。

 

居住者が亡くなるなどして空き家になった場合、対策として主に以下を講じなくてはいけません。

 

  • 電気、ガス、水道の閉栓
  • 貴重品や荷物の搬出
  • 畳を上げる
  • 貯湯タンクの水抜き
  • 窓に補助錠を設置
  • 郵便受けの封鎖
  • 郵便の転送手続き
  • 台風への備え(鉢植えなど飛びやすいものの撤去)

 

これらの初期対応を怠ると、空き家が早期に傷むなどリスクが高まります。

 

また、初期対応以外にも月に数回程度、最低でも月に1回は換気や通水・掃除をするのが望ましいです。

 

しかし、仮に管理者が東京在住で空き家が地方にあるなど通うのが困難な場合、管理が手薄になるケースが多々あります。

 

そのため、空き家の近隣に住んでいる親族や空き家管理代行サービスを利用するなど、なんらかの管理体制を整えておくことが重要です。

 

空き家は長期的な維持・管理が必要となるため、管理体制を整えておくなどの対策を講じることで、空き家の劣化が防げます。

空き家管理代行サービスの利用をおすすめ

空き家の管理は大変なため、多くの人が管理代行サービスの活用を検討しています。このような管理代行サービスの費用は概ね月1万円程度が相場のようです。

 

管理代行サービスでは、基本的に以下の内容に対応しています。

 

  • 建物の外観や庭木の確認
  • ポスト掃除
  • 近隣対応
  • 室内の定期的な点検
  • ゴミ処理
  • 換気
  • 通水

 

さらに有料オプションとして、除草や剪定・緊急時の対応・害虫駆除・除湿剤の設置・管理報告書の郵送など、より細やかな対応も可能です。

 

費用はかかりますが、このような管理代行サービスの利用は空き家の価値を維持し、問題を未然に防げるのがメリットです。

 

遠方に住んでいるなどでご自身で管理が難しい場合は、管理代行サービスの活用を検討すると良いでしょう。

まとめ

空き家を放置すると、思わぬトラブルに見舞われる可能性があります。今回のケースのように他人が勝手に住みつくだけでなく、火災や害獣の発生、台風による物的被害、家やブロック塀の崩壊による事故などリスクは尽きません。

 

また、特定空き家に指定された場合は行政代執行が行われ、固定資産税が実質6倍になってしまったというケースもありました。

 

空き家にまつわるエピソードは挙げればキリが無いですが、空き家を所有し続けるのは非常に大変です。

 

空き家を管理している方は将来を見据えて解体や売却・有効活用など、空き家の長期的な管理方法を慎重に検討する必要があります。

 

解体工事に関する疑問や質問があれば、ぜひ日本エコジニアにご相談ください。専門家が丁寧に対応いたします。

犯罪などからご自身を守るためにも、この記事が参考になれば幸いです。