2020.12.24
産業廃棄物を知ろう!
住宅やビルなどの解体工事の際には、たくさんの産業廃棄物が出てきますが、これらの処理、運搬は解体業者である弊社が行いますので安心してご相談ください✨
解体工事後、回収された産業廃棄物がどのように処理されるのか、少しですがご説明させていただきます!
一軒家から発生する廃棄物の量
解体工事の御見積りには、廃棄物処理費用も組み込まれていますので、廃棄物の量により費用に差が出てきます。建物の建築材料にもよりますが、一般的な2階建ての木造住宅の場合は、4トントラック約5~10台分の産業廃棄物が出ます。柱・ガラス・内装材・瓦などの総量を産業廃棄物として計測しますが、廃棄物の量は解体業者の工夫によって抑えることが出来ます(^^)/
適正処理が義務付けられている廃棄物
産業廃棄物は「廃棄物処理法」や「建築リサイクル法」などで、国や自治体により適切な処理が義務づけられています(^^)/ 解体業者は廃棄物処理法に基づき処理を行います。また、建築リサイクル法では、木材・コンクリート・鉄・アスファルトなどの特定建築資材の分別・再資源化などが決められており、解体業者はその基準を元に分別・再資源化を進めています!
産業廃棄物の分別リサイクル
解体工事で出た産業廃棄物は、ゴミとして処分されるのではなく、様々なものに変わり役立っています。
アスファルト・コンクリート塊は、再生加熱アスファルト混合物・再生クラッシャーランの2種類に変わり、再生加熱アスファルト混合物は道路の舗装材として、再生クラッシャーランは路盤材に使用されます。
建築発生木材は木質ペレットに代わり、産業廃棄物である建設廃材、製材所廃材などの木くずや、未利用バイオマスである林地残材を、異物除去、粉砕、乾燥などの必要な前処理を行った後に、長さ1~2cm、直径6~12mm程度の円柱状に圧縮成型して、ボイラや家庭用ストーブの燃料として利用できるようにしたものです。バイオマス発電・マルチング材・建築用ボードとしても使われます。鉄くずは溶解・加工を行い、鉄製品として利用されます。