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最終処理場

2021.10.26

最終処理場

最終処理場とは?

最終処分場とは、産業廃棄物を最終的に安定化させる場所を言います。

解体工事などの建設工事や、工場などの製造過程等で生じた産業廃棄物は、産業廃棄物処理法に基づいて、適正に処理・処分されなくてはなりません。

解体工事の場合、発生した廃棄物は、排出事業者によって中間処理施設に運ばれ、そこで分別や破砕処理を行います。

しかし、中間処理施設でも処理しきれない廃棄物を廃棄物処理法にのっとり、最終的に埋め立てる場所を「最終処分場」といいます。最終処分場は文字通り、この最終処分を行う場所になります。

最終処理場の種類

  1. 安定型最終処分場
    埋め立て後も性状が変わらず、有害部質を出さない安定している廃プラスチック類、金属くず、ガラスくずなどの、安定5品目と呼ばれる廃棄物を埋め立てる処理場。

  2. 管理型最終処分場
    処分場の周りを遮水シートなどで覆われており、基準値以内の有害物質を含んだ、浸出廃液が発生する廃棄物の処理場。 
  3. 遮断型最終処分場
    処分場の底と側面をコンクリートなどで固め、さらに雨水などが入り込まないよう屋根を設けるなど、有害物の外界への浸出を遮断する構造が義務付けられる処分場。 

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